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台風シーズン到来! 備えておきたいことって何? 火災保険の申請はできる?

火災保険・地震保険申請サポートの建物調査九九です。

私たちは、建物のオーナー向けに、火災保険や地震保険への加入の大切さを広く知っていただきながら、被害に遭った建物の保険申請が可能かどうかの調査を行い、保険会社への申請までを専門知識を通してサポートしています。

さて、いよいよ台風シーズン到来ですね。

今回は、台風の簡単な仕組みと、台風に備えて準備しておきたいこと、被害を受けたときの申請のポイントなどについてご紹介していきます。

1.知っておきたい台風のメカニズム

1-1台風の発生から消滅まで

台風は、海水温度の高い熱帯地方の海上で発生します。
温められてできた雲のもととなる水蒸気が、北半球では反時計回りに渦を巻きながら集まって上空に上っていきます。
そこにどんどん熱い空気が流れ込んでいき、大きな雲を形成していきます。
これを繰り返して渦を巻く空気の流れが激しくなると、風がますます強くなっていきます。
これが熱帯低気圧です。
温かい海上にあると熱帯低気圧はさらに発達を続け、
低気圧域内の10分間の最大風速が約17m/s以上になったときに『台風』と呼ばれるようになります。
大陸に近づき、雲を発達させる熱い空気が少なくなってくると、台風はその勢力を弱めてやがて消滅していくのです。

1-2台風の円の場所によって威力が違う?

前段で述べたように、北半球では台風は反時計回りに渦を描きます。
台風は偏西風にのって西から東へと進んでいくため、台風自身の風と、台風を運ぶ風に力が合わさり、台風の進行方向である東側半分(台風の右半分)は台風の左半分よりも風が強くなることが知られています。
右半分に入る場合は被害がより大きくなる可能性もありますので、台風が近づいてきたら円の左右どちらに入ることになりそうかにも注意を払うようにしておきたいですね。

2.台風シーズンに備えておきたいこと

2-1普段から備えておきたいこと3つ

①ハザードマップのチェック
台風は大きな風と、豪雨をもたらします。河川や崖の近く・低地・急傾斜地などは、大雨が降ると危険が及ぶ可能性がありますので、あらかじめお住まいの地域の危険度をチェックしておき、避難時の経路のチェックなどを行っておきましょう。
ハザードマップは、国道交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」で閲覧可能です。また、各地方自治体では閲覧や手渡しも行われています。

②非常用持ち出しバッグの準備
台風だけでなく、地震の際にも活躍する非常用持ち出しバッグ(防災セット)。
非常食・保存食、水、軍手、懐中電灯やろうそく、マッチやライター、カセット式コンロ、携帯式ラジオ、簡易トイレ、救急セット(薬品など)を用意しておきましょう。
家族の人数分用意しておくことが大切です。
食品や水は賞味期限を、懐中電灯やライター、コンロなどは使えるかを日ごろから点検しておきましょう。

③家族で話し合いをしておく
災害時の避難経路、緊急時の連絡手段、緊急集合場所などについてあらかじめ話し合っておきましょう。
雨の強い台風の場合は、特に避難場所、避難経路、避難のタイミングについて検討しておくことが大切です。

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2-2台風接近中にしておきたいこと5つ

①家の周りの点検:物干し竿、植木鉢、ゴミ箱など飛ばされそうなものは家の中に入れておきます。側溝、排水溝、雨樋などのごみをきれいにして、水はけをよくしておきましょう。

②停電への備え:スマートフォンや携帯電話、モバイルバッテリーを充電し、停電に備えます。また、断水も考えられる家では、バスタブに水を満タンにためておきたいですね。

③家の補強:家じゅうの雨戸を閉めておきます。雨戸のない窓には養生テープを貼り、破片が飛び散らないようにします。庭木がある場合は、支柱を立てておくとよいでしょう。

④浸水への備え:低地や川の近くに家があり、浸水の可能性がある家では、テレビなどの家具・家財を2階など高い場所に移動させておきましょう。土のうや水のうなどの用意があるとさらに安心です。

⑤情報をチェック:接近中の台風情報をこまめにチェックして、注意報や警報の発令に注意しておきましょう。

2-3台風が接近したら

どんなに海の様子や畑の様子が気になっても、外に出ることは控えてください。
海の近くでは高潮に巻き込まれる可能性があります。また、外での作業も危険です。風にあおられて転倒する危険性があり、とくに屋根の点検にあがった方が転落して命を落とす例は少なくありません。みなさまも一度はニュースでご覧になったことがあるのではないでしょうか。命の危険につながりますので、台風が接近している最中は屋内で過ごすようにしましょう。

3.台風による保険の申請

台風により建物が損害を受けた場合、火災保険の申請ができます。おおむね風速15mを超える台風が、申請可能なラインですが、それ以下の風速であっても損害があればもちろん申請できます。損害があるかどうかわからない場合は、上記のラインを目安に、ぜひお気軽に当社までご相談くださいね。

まとめ 被害がパッと見わからない、という方も
建物調査九九へお気軽にご相談を!

建物調査九九は、建物の専門知識のない被保険者に適切な知識を提供し、手続きをサポートすることで、今後より安心してお住まいいただくためのお手伝いを行っています。
一般の方がご自身で申請されるだけでは申請が認められなかったものの、当社のサポートを通して保険がおりたというケースは少なくありません。

火災保険、地震保険両方のサポートができますので、火災保険・地震保険の申請をより確実に行いたい方など、ぜひ建物調査九九までお気軽にご相談くださいね♪

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